エム・アイ・ビー・アシスト有限会社 川崎剛史さん

 川崎先生の勉強会は、東洋哲学の本を読むことに尽きる。ある時、終わりにあたっての感想を求められたとき、私は、次のように応えた。「先生の話には、ストーリーがある。その都度、登場人物は違うが、共通すべき理念がある。それを、物語として語るのは、凄いことだ」。

 川崎先生は、「そうなんです。ちゃんとストーリーがあるんです。それを分かっていただき、ありがたい」と笑顔で応えてくれた。

 「物語で語る」。人に何かを伝える時の大事なポイントだと思う。まず、自分の人生を「物語」にすることが大事だ。

 そして、川崎先生には、佐藤一斎「言志四録」から、「青天白日」というこころのありようを教えていただいた。当サイトの「現在地。私。」のメニューで、青空の写真をUPするのも、川崎先生の影響である。

論語を始めとした「一日一語」をSNSで毎日発信

 私は、師と仰ぐ先生から、安岡先生を紹介していただいた。本を読んだいたので、川崎先生のサイトに魅かれた。オンラインの勉強会の参加費は、無料。さまざまなコースがあり、私も、すべてを学んでいきたいと考えている。

 東洋哲学と言えば、私にとっては、二人の人物を挙げることができる。安岡正篤師Wikipediaと中国文学者の守屋洋氏Wikipediaが大好きだ。お二人の著書は、相当、読んでいると思う。ただ、その思想が、本を読んだ分ほど身についたとは思っていないが。

 守屋洋氏の息子である守屋敦さんとは、東京都北区にあり渋沢栄一資料館主催の「論語と算盤」の勉強会の講師として出会った。ちょうどその頃、ある団体の経営者の学びの集いの事務局の働きを求められ、自身の勉強のためにアクセスしたのだ。その後、ある月刊誌の編集長に、インタビュー記事コーナーの掲載者として紹介したり、経営者の学びの講師としてもご協力いただいた。

左が守屋淳先生

 また、神渡良平先生の本でも、自分自身の湧き出る心の昂ぶりを感じさせていただいたものだ。

左が、神渡良平先生

 こうした、自分が得た知恵を智慧として、多くのご縁のある方に分かち合うことは、有意義な社会貢献だと思う。特に、私も経営者の集いの事務方をさせていただいてつくづく感じるのは、経済問題は、世界の大きな課題だということだ。その課題を解決するために経済のシステム構造を変えることは大事だ。しかし、優先されるべきは、起業家を始めとした、ぞのシステムに携わる「人」の意識と行動の変化だと思っている。もちろん、私たちも同じだ。地球市民一人ひとりの問題だと考えている。仏教では、「小欲知足」や「利他の精神」等を説いている。その思想が、今後の世界経済システムのキーワードになると確信している。何故なら、我々が住む地球は1個しかないからである。

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