「仙台市大年寺山階段の空」

 今年の新年早々から歩くことを日課としてきた。先輩のfb投稿をみて奮起したのである。ほぼ毎日。

数日前、行きたいと思っていた仙台市の野草園近くの大年寺公園まで足を運んだ。

姉の家から近いのだが、公園にたどり着くには、400段を超える階段を登らなくてはならない。

その階段を息をあげながら登ると、一歩一歩ごとに、いろんな感情やシーンが蘇ってきた。

高校時代、校舎からおよそ2㎞の尾根道をインターバル走で階段にたどり着き、即、ダッシュやウサギ跳びを繰り返した時の自分の姿、そんなことをしていた自分を誇りに思う気持ちや、そう言えば、あの時、試合で優勝した時の賞状やメダルは、今、何処にあるのだろうか、など…。

昔、アマチュアレスリング48キロ級にでていました。とは、今は、誰も信じてくれないだろうな〜。

この日、68歳の誕生日を迎えた私は、階段を登りきるのに4回も腰をおろして休憩していた。

ダッシュで階段を登りきる高校生の私を想いだしながら…。