何の「縁」で、LivingAnywhereさんを知ったかは定かではないが、ひとりで車を東京から福島県の磐梯町まで走らせたのを思い出す。頭の中は、不安と期待が絡み合い、車内に流れる音楽は、ただの音になって処理されていた。
その場所には、多様な人々が集っていた。「『自分らしく、もっと自由に』を共創し、実践しよう」をテーマに、磐梯町の拠点にしたプログラムは、面白いの一言だった。2018年7月、コロナ禍の前、私は、東京都杉並区主催の「大人塾」で、「空き家問題」をテーマに学びを深めていた時で、LivingAnywhereの社会に対する投げかけたテーマは、これからの日本の社会課題を解決する、大きなエネルギーになると感じていた。拠点を増やして解決するだけではなく、その拠点に、どのような人が集まるかの仕組みを伴わないと成功しないと、参加する人達を見て思った。
とにかく面白い。さまざまなアバターを持っている人たちがいた。これが大事だと考えている。
和風だしをいちから煮だし、そのだし汁を、会津の日本酒に注ぐ込んで呑む美味しさを教えてくれた元博報堂Creative Directorの望月重太郎さん(https://redd.jp/)
その後、東京・永田町のみどり荘でのワークショップでご一緒した。
今、DX導入で多くの自治体から注目されている磐梯町町長の佐藤淳一さん。佐藤町長は、元星野リゾート関連ホテルで広報を担当していたと聞いている。(https://www.town.bandai.fukushima.jp/)
そのDXつがりで菅原直敏さん
そして、なんと言っても、その明るいキャラクターでLivingAnywhereをリードする事業責任者小池克典さんの存在は大きいと感じている。
「土地への定住」とともに「人との定住(固定的なつながり」からの自由。その力となるのが、「出会い」によって創られる「縁」の働き。そんなことを考えさせられるひと時だった。